身体は正直だて…加齢を実感するあるある
まずは身体の変化からだて。こいつは誤魔化しがきかんから、一番ダイレクトに現実を突きつけてくるんだわ。

1. 白髪はもはや友達?「ロマンスグレー」なんて誰が言った!
最初にこめかみに一本、キラリと光るものを見つけた時の衝撃、忘れられんわ。「うぉっ!?マジか!」って声出たもんな。それからというもの、やつらはゲリラ戦のように、気づけばもみあげ、頭頂部と次々に拠点を築きやがった。今じゃもう、鏡を見るたびに「おう、今日も元気そうだな」って声をかけるくらいの仲だて。白(知ら)ないうちに増えとるもんな、なんつって。…これはダメだて!オカア(妻)からは「みっともないから染めれば?」なんて言われるけど、2週間に一回染める手間と金を考えたら、もう「これでいいんだて!」って境地に達したわ。
2. なぜか増える眉毛と鼻毛
髪の毛様は、頼むからそこにいてくれと毎日祈っとるのに、なぜか眉毛、鼻毛は自己主張が激しくなるんだわ。なんでだよー!特に眉毛の一部だけがやたらと長く伸びる現象、あれは何なんだね?油断すると仙人みたいになっとる。アリンコ(次女)に「お父さん、鼻からこんにちはしてるよ」と純粋な目で見上げられた日には、お父さん、社会的に死ぬかと思ったわ。これはヒドいわ…。
3. 寝ても寝ても疲れが取れない…休日は回復作業だて!
金曜の夜、「よっしゃー!週末だ!」って思うのも束の間。土曜の朝、目が覚めても体が鉛のように重いんだて。若い頃は徹夜で遊んでも次の日ケロッとしとったのに、今はどうだ?8時間寝ても疲れが抜けきらん。結局、午前中はソファでゴロゴロ。午後から家族サービス。夜にはもうヘトヘト。休日は趣味や遊びに使うというより、平日のHPを回復させるための「作業日」になってまった。スゲェー悲しい現実だわ。
4. 肉より魚!胃もたれが怖いお年頃
会社の若手に「焼肉行きましょうよ!」って誘われるのが、嬉しい反面ちょっと怖いんだて。昔は「カルビ!カルビ!あとライス大盛り!」だったのが、今じゃ「とりあえず塩タンと…ハラミを少々…あとキムチで」みたいに守りに入る。調子に乗って脂っこい肉を食おうもんなら、翌日の胃もたれが半端ない。夜中に胃酸がこみ上げてきて目が覚める、なんて悪夢も経験済みだて。もうね、うまい刺身と日本酒があれば、それで十分幸せなんだわ。
5. 人の名前がマジで出てこない「あれだよ、あれ」
これ、マジで深刻だて。俳優の名前とか、昔の同級生の名前とか、喉まで出かかっとるのに全然出てこん。「ほら、あの〜、半沢直樹でさ、あの嫌な上司やってた…」みたいに、説明はできるのに肝心の名前が出てこない。最終的にスマホで検索して「あー!香川照之だ!」ってなるまでがワンセット。オカアとの会話も「あれ取って」「どれだよ」「あれだよ、あれ!」で成立する時があるから、ある意味スゲェーけどな。
6. 健康診断の結果に一喜一憂!再検査の通知は恐怖だて!
年に一度の恐怖、それが健康診断だて。特に結果通知の封筒を開ける時のドキドキ感は異常。血圧、血糖値、コレステロール、そして恐怖のγ-GTP…。アルファベットと数字の羅列に一喜一憂するんだわ。「C(要経過観察)」の文字を見るだけで、「俺の人生もこれまでか…」なんて大げさに考えちまう。「D(要再検査)」なんて書かれてた日には、マジで目の前が真っ暗になる。これはダメだて!とりあえずその日から3日間くらいは禁酒する。…3日だけな。
オシャレはどこへ?身だしなみ・こだわり変化あるある
身体だけじゃない。ファッションとか身だしなみへの意識も、いつの間にか大きく変わってまったんだわ。

7. 美容院から1000円カットへ!こだわりはどこへやら
昔はホットペッパー見て、口コミの良い美容院を探したりしてたんだて。でも今は、スーパーの隣にある1200円カットが俺の専属サロンだわ。入店して券売機でチケット買って、5分待って、10分で切ってもらって、掃除機みたいなやつで髪の毛吸われて終わり。スゲェー効率的!担当のおばちゃんに「いつもので」って言いたくなるくらい通っとる。こだわり?そんなもんは、とうの昔に断髪式と一緒に捨ててきたわ。
8. 服はユニクロかワークマン!機能性重視にシフト
マジでクローゼットの中、ユニクロとワークマンのロゴだらけだて。若い頃はブランドロゴどーん!みたいな服も着てたけど、今は「ストレッチが効くか」「撥水性はあるか」「すぐ乾くか」みたいな機能性でしか服を選ばんくなった。絶対買うべきなのは、やっぱりワークマンの現場用靴下だな!丈夫で全然破れん。スゲェーんだて、あれ。
9. “お父さんの匂い”を指摘され、地味に凹む
自分じゃ全然気づかんけど、ある日、オネエ(長女)に「なんかお父さんの枕、お父さんの匂いがする」って言われたんだて。いわゆる加齢臭ってやつか…これはヒドいわ。言った本人に悪気はないんだろうけど、ガラスの四十路ハートはズタズタだわ。それ以来、ファブリーズとデオドラント製品が手放せんくなった。もっとこうしてくれよー!って感じで、毎朝念入りにスプレーしとる。
財布は氷河期!シビアな懐事情あるある
そしてやってくるのが金銭問題だて。稼いでも稼いでも、ザルのように金が抜けていくんだわ…。

10. 「想像以上に家計がヤバい」は全国共通の合言葉
マジでこれに尽きる。なんでこんなに金がかかるんだ?オネエの塾代が月数万、アリンコの習い事、2人のスマホ代、食費はうなぎのぼり…。それに加えて家のローンに固定資産税、自動車税。給料明細の総支給額はそこそこでも、手取り額を見て、さらにそこから色々引かれた後の残額を見て、マジでため息しか出んわ。家計は火の車計だて!…なんて親父ギャグ言ってる場合じゃないんだて!
11. 外食は味よりコスパ!「サイゼリヤは神」だて!
家族で外食ってなると、もう完全に値段で店を決めるようになったわ。「今日はパパが奢ってやる!」なんて言ってみたいけど、現実は「今日はどこがクーポンあるかな?」ってスマホで探す毎日。そんな我が家の救世主が、サイゼリヤであり、スガキヤなんだて。ミラノ風ドリアが300円だぜ?スガキヤラーメンなんて390円だぜ?スゲェー!家族4人でお腹いっぱい食べても数千円。まさに神!これでいいんだて!
12. 自分のモノは後回し。「欲しい」から「必要」に変わる思考
釣りが趣味なんだけど、新しいリールとか竿とか、欲しいもんは山ほどあるんだて。ネットで見ては「これいいなー」って買い物かごに入れるけど、最後の「購入を確定する」ボタンが押せんのだわ。「いや待てよ、この金があればオネエの参考書が何冊も買えるな…」とか、家族の顔がチラつくんだて。結果、自分の靴下は穴が開くまで履くし、パンツのゴムは伸び切っとる。物欲がなくなったわけじゃない。優先順位が変わっただけなんだて。
13. ポイントカードとクーポンを駆使するようになる
財布の中がポイントカードでパンパンだて。Tポイント、Ponta、楽天ポイント…。レジで「ポイントカードはお持ちですか?」って聞かれる前にスッと出すのが流儀。さらに「〇〇ペイで払うと何パーセント還元」とか、そういう情報にやたらと敏感になる。レジ前で必死にスマホのクーポン探す姿は、もはやおじさんの標準装備かもしれんな。10円でも安くなると、ちょっとした勝利感を味わえるんだわ。
家庭内カースト最下層?悲しき父親あるある
会社でも色々あるけど、家庭内での立ち位置もなかなかシビアなんだて。

14. 趣味は申請制!日々の家事ポイントで許可を勝ち取れ!
これが我が家の、いや全国のおじさんたちの現実じゃないかね?ワシの唯一の趣味である釣り。これに行くためには、我が家の最高司令官であるオカアの許可が絶対に必要なんだて。その許可を勝ち取るために、日々の「家事ポイント」を地道に貯める必要があるんだわ。平日のゴミ出し(+5pt)、風呂掃除(+10pt)、週末の子供の習い事の送迎(+30pt)、オカアの買い物に文句言わずに付き合う(+50pt)…みたいな感じでな。このポイントをコツコツ貯めて、「あの…来週の日曜、朝だけ釣りに行かせていただけないでしょうか…?」とお伺いを立てる。これが『趣味申請』だて。ここでポイントが足りないと「はぁ?先週も出かけてたでしょ」「家の掃除手伝ってよ」と一蹴される。これはダメだて!許可が下りた時の「よっしゃー!」という気持ちは、大物を釣り上げた時と同じくらいスゲェー嬉しいんだわ!
15. なぜか吸い寄せられるイオンモールという名の聖地
「今日どこ行く?」という会話の8割は、「じゃあ、イオン行こっか」で決着する。食料品も買える、日用品も揃う、子供らが遊ぶ場所もある、フードコートで昼飯も食える。一日中いられるもんな。でも、お父さんの役割はだいたい決まっとる。荷物持ちか、フードコートの席取り要員だて。みんなが買い物してる間、ベンチでスマホいじってるお父さん、絶対仲間だて!
16. さりげない家事をして、さりげないやってるアピール
家事ポイントを稼ぐ上で重要なのが、この「やってる感」の演出。誰も見ていない時に黙々とやってもポイントは低い。わざとオカアがキッチンにいる時にリビングの掃除機をかけ始めたり、洗い物が終わった後に「ふぅ、終わったぜ!」ってわざとらしくシンクをピカピカに磨いたりする。このアピールが大事なんだて!「俺、やってますよ」という無言のプレッシャーをかけるんだわ。こんなんでいいんだて!
17. 娘から洗濯物を一緒にされるのを嫌がられる
これは地味に、いや、かなり心をえぐられるやつだて…。思春期真っ盛りのオネエから、オカア経由で「お父さんの洗濯物と一緒に洗わないでほしい」という通達があったらしい。それを聞いた時の衝撃たるや…。俺はバイキンか何かか?ここはイマイチだなー、というかマジで泣きそうだわ。それ以来、俺の洗濯物は別のカゴに入れられとる。
18. 会社でも家でも「窓際」が定位置?
会社では、元気な若手と経験豊富なベテランの狭間で、なんだか中途半端なポジション。家に帰れば、会話の中心は子供たちの学校の話や、オカアのママ友の話。ワシは「へー」「そうなんだ」と相槌を打つのが主な役割。リビングのソファの端っこ、ここも言わば「窓際」だて。中心からちょっと外れた場所。これが40代おじさんの定位置なのかねぇ…。
アタマは昭和で停止中?思考・言動おじさん化あるある

最後は、自分でも「うわ、おじさんになったな…」って感じる思考や言動についてだて。
19. 若者の話についていけない…「それって何?」が口癖に
職場の若い子らが話してるTikTokの流行りとか、VTuberとか、マジでわからん。「〇〇、マジ尊いっすよね!」とか言われても、「そ、そうだな(尊いってなんだ…?)」って愛想笑いするのが精一杯だて。オネエやアリンコが話してる流行りの言葉もチンプンカンプン。もう知ったかぶりも疲れたわ。
20. 昔の武勇伝をちょっと盛って話しがち
酒が入るとついつい語ってしまう、若い頃の武勇伝。「俺が若い頃はなぁ、毎晩飲み歩いてなぁ…」とか「この業界じゃちょっとは有名だったんだぜ」とか、話すたびに内容がちょっとずつ盛られていくんだわ。聞かされている家族は「はいはい、その話ね」みたいな顔しとるけど、こっちは気持ちよく喋っとるから気づかんフリだて。
まとめ:色々あるけど、40代も捨てたもんじゃない!
さて、白髪混じりのお友達のみんな、どうだったかね?かなり詳しく書いたけど、「これ、俺の家の監視カメラで撮っただろ!」ってくらい共感してくれた項目が、一つでもあったら嬉しいわ。
見た目は衰えるし、金はないし、休日は疲れるし、立ち位置は微妙…。文字にするとロクなことがないように見えるけどな、でもワシは、今のこの感じも悪くないと思っとるんだて。
若い頃にはなかった視点で物事を見れるようになったし、家族がいるから頑張れるし、ささやかな幸せを見つけるのが上手になった気がするんだわ。家事ポイントで勝ち取った休日の釣りの時間とか、100円引きクーポンで得した気分になるとかな。これでいいんだて!
そりゃ、悩みも愚痴も尽きんけど、それも全部ひっくるめて人生だて!笑い話に変えて、明日への活力にしていきゃええんだわ。
人生、まだまだこれからだわ!おじさんたちの味方のFLUOROも頑張るで、みんなも頑張ってちょーだい!
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