加齢に華麗に立ち向かうオヤジ、FLUOROがここに参上だわ!
全国の白髪混じりのお友達、毎日のお勤め、本当にお疲れ様だて。
ブラック企業で地を這うように働いて18年、俺も最近、中間管理職の悲哀をひしひしと感じとる毎日だわ。さて、今日はちょっと「真面目」かつ「深刻」な話をするでね。
あんたの職場に、こんな上司はおらんかね?
- 「俺はすごい」アピールがウザいくらい激しい
- ちょっと意見しただけで、火がついたように怒鳴る
- 自分のミスは棚上げで、部下のせいにする
「あ~、いるいる!」って思ったあんた。
それ、単なる「性格が悪いおっさん」じゃないかもしれんよ。
もしかしたら「自己愛性パーソナリティ障害(NPD)」っていう、心の特性を持っとる可能性があるんだわ。
今回は、厚労省のデータや専門家の見解を元に、この厄介な上司の正体と、俺たちおじさんがどうやって身を守ればいいか、ガッツリ解説していくでね。
「こんなんでいいんだて!」って軽く読み流せる内容じゃないけど、知っとくと人生の防御力が上がるで、しっかりついてきてちょーだい!
パワハラ・モラハラ上司の正体は「自己愛性パーソナリティ障害」?

まずは、世の中の現状を見てみようか。
最近、職場のハラスメント相談がえらい増えとるらしいんだわ。厚生労働省のデータを見ても、職場のトラブル相談で一番多いのが「いじめ・嫌がらせ」。特に、上司や経営者からの攻撃に心を病んでまう人が後を絶たんのだて。で、ここからが本題。
このパワハラ加害者の中に、一定数紛れ込んどるのが「自己愛性パーソナリティ障害(NPD)」の人たちだ。
そもそも「自己愛性パーソナリティ障害」って何だて?
名前だけ聞くと「自分のことが大好きなナルシスト?」って思うかもしれんけど、そんな可愛いもんじゃない。
彼らは、「自分は特別で偉大な存在だ」と本気で思い込んでいて、「周りは俺を賞賛して当たり前」だと思っとる。
まさに「自己愛」が暴走して「事故(自己)」を起こしまくる人たちなんだわ(…ごめん、寒かった?)。
彼らの最大の特徴は、以下の3点だて。
- 自覚がない:人を傷つけても「指導だ」と思ってる。
- 反省しない:悪いのは常に「できない部下」。
- 責任転嫁:失敗は全部他人のせい。
どうだて? あんたの近くの「あの人」に当てはまらんか?
【チェックリスト】自己愛性パーソナリティ障害(NPD)の主な特徴

敵を知るには、まずその特徴を掴まないかん。
精神科医の視点から見たNPDの特徴を、俺なりにわかりやすく表にまとめてみたで、チェックしてみてちょ。
| 特徴 | 具体的な行動(俺の体験含む) |
| 誇大的な自己像 | 「俺がいなきゃこの会社は回らん」と本気で思っとる。過去の武勇伝(半分嘘)を語りたがる。 |
| 過剰な承認欲求 | 褒められないと不機嫌になる。「すごいですね!」が栄養源。SNSでの「いいね」強要とかもこれだて。 |
| 責任転嫁のプロ | ミスが起きると「お前の伝え方が悪い」「俺は聞いてない」と、光の速さで責任をなすりつける。 |
| 共感性がゼロ | 部下が過労で倒れそうでも「体調管理ができてない」と切り捨てる。人の痛みがわからんのだわ。 |
| 批判に弱い | ほんの少し指摘しただけで、人格否定レベルの激怒をする(これが一番怖い)。 |
これ、読んでるだけで胃が痛くなってくるわな…。
「これでいいんだて!」なんて言えるレベルじゃないわ。
なぜ自己愛性パーソナリティ障害の上司はパワハラを起こすのか?

なんで彼らは、あんなに平気で怒鳴ったり、無視したりできるんだと思う?
普通のおじさんなら、部下を怒鳴った後なんて「言いすぎたかなぁ…」って夜も眠れんくなりそうなもんだけど。彼らがパワハラ・モラハラに走るには、明確な心理メカニズム(理由)があるんだて。
理由1:自分を否定されることに耐えられない(ガラスのハート)
見た目は偉そうだけど、実は心の中は超・打たれ弱いんだわ。「自分は完璧」という幻想の中に生きとるから、部下からの些細な質問や指摘が「攻撃」に聞こえるらしい。だから、自分の心を守るために、先に相手を攻撃(パワハラ)して黙らせる。
「攻撃は最大の防御」を地で行っとるわけだ。迷惑な話だて!
理由2:責任転嫁で「完璧な自分」を守る
彼らにとって「ミスを認める」=「自分の価値がゼロになる」くらいの恐怖なんだわ。
だから、無意識レベルで記憶を改ざんする。
上司:「俺はAと言ったぞ!」
部下:「(議事録にはBって書いてあるのに…)」
上司:「お前の聞き間違いだ!謝れ!」
こんな理不尽がまかり通るのは、彼らが嘘をついている自覚すらない場合があるからなんだて。
理由3:部下は「道具」だと思っている
悲しいけど、彼らにとって部下は「人間」じゃなくて、自分を輝かせるための「手足」か「踏み台」。
道具が思い通りに動かないとイライラして叩く、あ昭和のテレビみたいな感覚で接してくるんだわ。
理由4:ナルシシズム的激昂(Narcissistic Rage)
これが一番厄介。プライドが傷つくと、前触れもなく「爆発的な怒り」を見せる。
会議中に机をバン!と叩いたり、人格否定の暴言を吐いたり。これはもう病的な反応だと思ったほうがええよ。
なぜそんなヤバい奴が出世して上司になるのか?

「そんなに性格悪いなら、会社も気づけよ!」って思うよな?
でも残念ながら、NPDの人は組織で出世しやすい傾向があるんだわ。これもデータで裏付けられとる。
- 上を見るのは得意: 権力者(社長や役員)に取り入るのが天才的に上手い。
- ハッタリが効く: 自信満々に嘘をつけるから、「頼りがいがある」と勘違いされる。
- 成果を横取りする: 部下の手柄を自分のものにしてアピールする。
特に、俺らが勤めるような中小企業や、ワンマン社長の会社だと、こういう手合いが重宝されやすい。社長が「数字さえ上げればいい」ってタイプだと、NPD上司にとっては天国みたいな環境になってまうんだて…。
「これはダメだて!」って言いたくなるけど、これが悲しい現実だわ。
精神科医が教える「治療法」はあるのか?

結論から言うと、会社の上司レベルで治療を期待するのは不可能に近いと思ったほうがええ。
なぜなら、治療の第一歩は「自分に問題がある」と認めることだからだて。「俺は完璧、悪いのは周り」と思っとる彼らが、自分から病院に行くわけがないわな。認知行動療法とか、難しい治療法はあるらしいけど、それを上司に勧めたらどうなるか…想像つくよな?
火に油を注ぐようなもんだわ。
だから、俺たちに残された道は「治療させること」じゃなくて、「どうやって自分の身を守るか」しかないんだて。
【実践編】自己愛性パーソナリティ障害の上司への対処法・防御策

ここからは、ブラック企業サバイバーの俺、FLUOROが提案する、明日から使える「防御策」だ。
精神科医のアドバイスと、俺の実体験をミックスした「完全保存版」だて!
1. 正面から戦わない(絶対に勝てん!)
論理で言い負かそうとしちゃいかん。彼らは「事実はどうでもいい、俺が正しい」というルールの下で生きとる。正論を言えば言うほど、「生意気だ!」と攻撃が激化するだけだわ。
- NGワード: 「でも」「違います」「前と言ってることが矛盾してます」
- OKワード: 「勉強になります」「確認します」「規定に沿って対応します」
2. 感情を「無」にする(演技でいいんだて)
怒鳴られた時に、悲しい顔をしたり、悔しがったりしちゃいかん。相手は、あんたの感情が揺れ動くのを見て「支配できている」と満足するんだわ。
心を「お地蔵さん」にするんだ。
「あー、また大きな声出して、血圧上がりそうだなぁ」くらいに客観視するのがコツだて。
3. 「記録」こそが最強の武器
これが一番重要!
彼らは平気で「言った言わない」をやるから、すべての証拠を残すんだわ。
- 指示はメールやチャットで残してもらう。
- 口頭の場合は、すぐに「先ほどの指示の確認ですが~」とメールを送る。
- パワハラ発言は、こっそりボイスレコーダーで録音する。
- いつ、どこで、何を言われたか、日記(メモ)をつける。
これがあれば、いざという時に人事や労基署(労働基準監督署)に駆け込める。
「証拠がある」という事実が、あんたの心のお守りになるんだて。
4. 物理的・心理的な距離をとる
「期待しない」ことだわ。「いつか分かってくれる」なんて思っちゃいかん。業務上必要な会話以外は一切しない。飲み会も理由をつけて断る。
接触時間を減らすのが、精神衛生上もっとも効果的だて。
5. 第三者を巻き込む
自分一人で抱え込んじゃダメだて!人事、コンプライアンス窓口、労働組合、あるいは信頼できる他の役職者に相談する。
この時、さっきの「記録」が役に立つんだわ。
6. 逃げる(転職・退職)は「負け」じゃない
これが最後の切り札。NPDの上司がいる組織、特に社長自体がNPDの場合は、その会社に未来はないかもしれん。
「自分が辞めたら負けだ」「家族のために我慢しなきゃ」って思うかもしれんけど、あんたが壊れてまったら、それこそ家族(オカアや娘たち)が悲しむだろ?精神科医も言うとる。
「NPDのターゲットになったら、逃げるのが最も合理的な解決策」だと。
まとめ:人生、まだまだこれからだわ!

長くなったけど、最後にこれだけは言わせてちょ。もし今、あんたがパワハラ上司に苦しめられとるとしたら、「あんたは悪くない」。
1ミリも悪くないんだて!
相手は「人の心を食い物にするモンスター(障害)」なんだから、まともに相手するだけ損だわ。
- 戦わない
- 距離を置く
- 証拠を残す
- ヤバかったら逃げる
この4つを胸に刻んでおいてちょーだい。
家庭が安定しとれば、仕事なんてどうにでもなる。「ちょっと釣り行ってくるわ!」くらいの気持ちで、心を逃がしてやることも大事だて。
おじさんたちの味方のFLUOROも頑張るで、みんなも自分の心と体を一番大事にして、頑張ってちょーだい!
人生、まだまだこれからだわ!
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