加齢に華麗に立ち向かうオヤジ、FLUOROがここに参上だわ!
おう、白髪混じりのお友達よ。最近、どうだて?
毎朝会社に行くのが億劫で、日曜の夜は「サザエさん症候群」ならぬ「月曜絶望症候群」になってやせんか?
「なんか最近、ウチの会社おかしくないか…?」
「優秀なヤツほど先に辞めてく気がする…」
「会議で誰も本音を言わんくなった…」
そう感じとるなら、それは危険なサインかもしれんぞ。
特に、実力もないのに威張り散らす「器が小さい上司」が権限を握っとる会社は、ゆっくりと、でも確実に沈んでいく船みたいなもんだ。これはダメだて!
今日は、そんな会社がどうやって崩壊していくのか、そのリアルなメカニズムと、俺たちオヤジ世代がどうすべきかを、ブラック企業18年の俺が、涙と加齢臭の染みついた目線で徹底解説するでな!
器が小さい上司に共通する「あるある」特徴

まず、敵を知ることからだわ。
白髪混じりのお友達の周りにもおらんか?こういう上司。器の小さい上司ってのは、要するに
「自信・実力・人間力が全部足りてないのに、立場(役職)だけを武器にしとる人」
のことだて。
具体的にはこんな言動が目立つんだわ
- 自分のミスは絶対に認めん(部下のせいにする)
- 部下の成果は「俺が育てた」と横取りする
- 話の本質じゃなく、言葉尻だけ捕まえてネチネチ攻撃する
- 自分より優秀(特に若くてデキる)な部下を潰しにかかる
- 論理じゃなく「気分」で人を怒鳴る
- 人が見てるとこだけ強気(ザ・内弁慶!)
- マイクロマネジメントという名の「支配欲」が強すぎる
こんな上司の下じゃ、部下は「なんか言っても無駄だわ」と萎縮して、新しいアイデアも挑戦も全部止まってまう。会社が成長するわけないんだて。
パワハラ・モラハラが「当たり前」になる職場の構造

器の小さい上司がいると、高確率でパワハラ・モラハラが常態化する。
なんでかって?
その職場、「怒る=教育」「威圧=指導」というとんでもねぇ勘違いがまかり通っとるからだわ。
昭和のスポ根ドラマじゃねぇんだて!
本来、管理職に必要な資質ってのはこれだろ?
- 部下を信じて任せる度量
- チームが失敗した時に支える精神的な安定感
- 部下の成長を本気で喜べる人間力
これが「管理職の資質」なんだて。これでいいんだて!
なのに、部下を怒鳴りつける上司が「仕事に熱心だ」なんて評価されとる時点で、その会社はもう人を見る目を完全に失っとる。これはダメだて!
「役員への媚び」が出世基準になる組織は崩れる

器の小さいヤツほど、これをやる。
「上にはペコペコ、下にはオラオラ」だわ。
- 役員の前だけ、やけに明るい笑顔と高めのトーン
- 役員の言葉は「絶対」と崇拝し、部下にも強制する
- 役員が「カラスは白い」と言えば「白でございます!」と即答
会社がその姿勢を「忠誠心がある」なんて評価し始めたら、もう末期症状だ。
組織の評価基準が、こんな風に歪んでまう
| 本来、正当に評価されるべきもの | 実際に評価されるもの(崩壊する組織) |
| 仕事の成果 | 上司のご機嫌取り |
| マネジメント能力 | 上層部への服従心 |
| 部下からの人望 | 役員への「媚び」の巧さ |
こんな会社、そりゃ優秀でまともなヤツから辞めてくわな。
転職しにくい年齢層が厚い会社が危険な理由

白髪混じりのお友達よ、ここからが俺たち世代のキツいとこだ。
こういう崩壊しかけの組織ってのは、妙な特徴がある
- 40〜50代の「辞めづらい層」がやたらと厚い
- 20〜30代の若手は、耐えられずにすぐ辞める(または育たない)
- 結果、新しい価値観や技術が全然入ってこない
俺たち40代、50代は、住宅ローンだの、オネエ(長女)やアリンコ(次女)の教育費だの、「辞めづらさ」を抱えとる。
それが固定化するとどうなるか?
- 変化を極端に嫌う(新しいことを覚えるのが面倒)
- 「今までこうやってきた」という現状維持が正義になる
- 若手がパワハラ受けてても「俺たちの若い頃は…」と見て見ぬふり
つまり、会社全体が「老化」して、加齢臭プンプンになってまうんだわ!これじゃ、新しい風が入る隙間もないわな。
なぜ「連鎖退職」は突然起こるのか

そんな、淀んだ空気の職場でも、たった一人の退職が空気をガラッと変えることがある。
「あいつが辞めるなんて!」みたいな、意外な人が辞めた時だ。
特に、こんな人が辞めるとドミノ倒しが始まる
- 愚痴は言いつつも、周りから信頼されていた人
- 文句を言いながらも、実務を一番支えていた人
- 現場の気持ちを唯一わかってくれていた中間管理職
こういう人が辞めると、残された仲間たちはこう気づき始めるんだわ。
「あれ…?Aさんが辞めても、普通に生活は続いとるな?」
「ていうか、辞めたAさん、なんかスッキリしてねぇか?」
「もしかして、この船に乗り続ける方が危険なんじゃ…?」
この「辞めても意外と大丈夫」という心理的ブレーキが外れた瞬間、連鎖退職が始まる。
「赤信号、みんなで渡れば怖くない」…じゃなくて、「みんなが渡った先、意外と青空だった」みたいなもんだて!
連鎖退職が起きる前の「兆候チェックリスト」

白髪混じりのお友達よ、自分の会社がいくつ当てはまるか、正直にチェックしてみてちょーだい。
| 兆候チェック項目 | 該当? |
| 上の顔色ばかり伺う「御用聞き」タイプの上司が出世している | □ |
| 現場の切実な声が、役員や経営陣にまったく届かない構造 | □ |
| 会議が「決断の場」ではなく「上の顔色を伺う場」になっている | □ |
| 40〜50代の中間層が異様に多く、若手が少ない(または定着しない) | □ |
| 20〜30代が「ゆとりだ」と見下され、すぐ辞める風土がある | □ |
| パワハラやモラハラが「指導」や「普通のこと」として扱われている | □ |
| 「あの人がいないと仕事が回らない」という属人化が放置されている | □ |
| 愚痴しか言わなかったはずの人望ある社員が、真剣な不満を漏らし始めた | □ |
| 「転職」という言葉が、以前ほどタブーではなくなっている | □ |
さあ、どうだった?
3つ以上当てはまれば、連鎖退職は“起こり得る段階”。
5つ以上なら、いつ火がついてもおかしくない「危険水域」だわ。
結論:崩壊は始まっている。でも、あなたは終わっていない。

もう一度言うぞ。
- 器の小さい上司が幅を利かせ
- パワハラが「普通」になり
- 「媚び」が評価され
- 組織が老化し、変化が止まる
これらが揃った組織は、間違いなく衰退していく。
でもな、白髪混じりのお友達よ、一番大事なのはここからだ。会社の未来がヤバくても、あなたの未来まで組織と心中する必要は一切ねぇんだて!これはマジだて!
あなたが「いま」取れる選択肢

「辞めるべきか、残るべきか…」
いきなりデカい決断をしようとすると、動けなくなる。まずは「選択肢を持ち直す」ことから始めるんだわ。こんなんでいいんだて!
1. 心の距離を置く(メンタルの保全)
まずは自分の心を守るのが最優先だ。
「あの上司は、ああいう可哀想な人なんだ」と割り切る。仕事は「給料をもらうための作業」とドライに捉える。
2. 仲間と情報共有し、事実を言語化する
信頼できる同僚がいるなら、「最近ウチ、ヤバくない?」と事実を共有する。一人で抱え込むと「俺がおかしいのか?」となるが、言語化すると客観的に見れるようになる。
3. 転職市場を“調べるだけ”触れてみる
これが一番効く。
「辞める!」と決めんでもいい。今の自分のスキルや経験が、外でどれくらい通用するのか「知るだけ」でいいんだて。
転職サイトに登録してみる。
エージェントと一回「話を聞くだけ」してみる。
それだけで、「俺にはここ以外にも道がある」と思えて、精神的な余裕が全然違ってくる。「辞めるかどうか」を決めるのは、その後で十分だわ。まずは、自分の市場価値という「逃げ道」を確認すること。
それが、崩壊する組織の中で自分を見失わないための一番の武器になるんだて!
人生、まだまだこれからだわ!おじさんたちの味方のFLUOROも頑張るで、みんなも頑張ってちょーだい!


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