【初心者必見】釣りオモリ(シンカー)の重さと素材の選び方完全ガイド

初心者 釣りオモリ(シンカー)の重さと素材 趣味には釣りを
初心者 釣りオモリ(シンカー)の重さと素材

はじめに

釣りを始めると必ず使う道具のひとつが オモリ(シンカー) です。
しかし、いざ釣具店に行ってみると「号数」や「グラム」で書かれたオモリがずらっと並び、どれを選んでいいのか迷う人も多いはず。

「号って何グラムなの?」
「鉛とタングステン、どっちを選べばいいの?」

そんな疑問を持つ初心者の方に向けて、この記事では オモリの重さの基礎知識と、素材ごとの特徴 を分かりやすく解説します。


1. オモリ(シンカー)の役割とは?

オモリは、釣りにおいて単なる“重り”以上の重要な役割を果たしています。

主な役割

  • 仕掛けを沈める
    餌やルアーを狙った水深まで届けるために必要。
  • 仕掛けを安定させる
    潮の流れや風で流されにくくする効果がある。
  • アタリを伝える
    素材によっては水中の底質や魚の小さな反応を手元に伝えることができる。

つまり、オモリ選びを間違えると「釣りにならない」と言ってもいいくらい、基本中の基本の道具なんです。


2. オモリの重さ表記:「号」と「グラム」

釣りのオモリと金属の素材
釣りのオモリと金属の素材

釣り初心者が最初につまずくのが「号数」の存在です。

「号」とは?

日本独自の重さの単位で、主に釣り用オモリに使われます。
1号 ≒ 約3.75g で換算できます。

「グラム」との違い

グラムは世界共通の重さの単位です。最近はパッケージに「号」と「g」の両方を併記している商品も増えていますが、古くからの釣具屋さんやベテラン釣り師は「号」で話すことが多いです。


3. 号数とグラム換算表

以下の表を見れば、「号=何グラム?」が一目で分かります。

号数重さ(g)
0.5号約1.9g
1号約3.75g
2号約7.5g
3号約11.3g
5号約18.8g
8号約30g
10号約37.5g
15号約56g
20号約75g
30号約113g
40号約150g
50号約188g
60号約225g
80号約300g
100号約375g

✅ ポイント:メーカーによって多少の誤差はありますが、「1号=3.75g」を覚えておけば便利です。


4. 素材の種類と特徴

オモリにはいろいろな金属素材が使われています。ここでは代表的な4種類を紹介します。

① 鉄(アイアン)

  • 特徴: 硬くて丈夫、環境にも優しい。
  • メリット: 鉛より安全、安価。
  • デメリット: 比重が軽いため大きめサイズになる。感度もタングステンほどは高くない。
  • おすすめシーン: 鉛規制のある地域や、コスパを重視したいとき。

② 鉛(リード)

  • 特徴: 昔から最も広く使われてきた素材。
  • メリット: 安価、加工しやすくバリエーション豊富。
  • デメリット: 環境問題や健康被害の懸念あり。
  • おすすめシーン: とにかく安く揃えたい初心者、練習用。

③ タングステン

  • 特徴: 比重が非常に高く、小型で高感度。
  • メリット: 水中で抵抗が少なく、底の状態(砂・岩など)を手元に伝えやすい。
  • デメリット: 高価で、サイズによっては鉛の数倍の値段。
  • おすすめシーン: バス釣りや感度重視の釣り。特に繊細なアタリを取りたいとき。

④ 亜鉛(ジンク)

  • 特徴: 鉛の代替として注目される環境配慮型素材。
  • メリット: 鉛より安全で、安価。
  • デメリット: 比重が軽いためサイズが大きくなる。
  • おすすめシーン: エコを意識した釣り、子どもと一緒に釣りをするとき。

5. 初心者が知っておきたいオモリ選びのコツ

初心者がいきなりタングステンを使う必要はありません。まずは安価な鉛や鉄で練習し、釣りのスタイルに合わせて選び分けるのがおすすめです。

選び方のポイント

  1. 釣る場所の深さ
    → 深場なら重め、浅場なら軽め。
  2. 対象魚の種類
    → 繊細なアタリを取る釣り(バス釣りなど)はタングステンが有利。
  3. 予算
    → 初心者はコスパの良い鉛や鉄で十分。
  4. 環境への配慮
    → 近年は「鉛禁止」の釣り場もあるため、鉄や亜鉛を持っておくと安心。

6. よくある初心者の疑問Q&A

Q1. 「号」と「号数」って同じ?
→ はい、同じ意味です。「3号のオモリ」と「オモリ3号」は同じもの。

Q2. 号数が大きいと何が変わる?
→ 単純に重さが増します。流れが速い川や海、深場の釣りでは大きな号数が必要です。

Q3. タングステンを最初から使ったほうがいい?
→ 感度は抜群ですが高価なので、初心者はまず鉛や鉄で練習し、ステップアップするのがおすすめです。


一部オモリの種類の紹介

オモリ(シンカー)の種類
オモリ(シンカー)の種類

えさ釣り用の天秤

重さ5号や7号や10号や20号などがある。餌の付いた仕掛けを遠くに飛ばし、仕掛けに自然な動きを与える。ちょい投げなら5号や7号が扱いやすい。

ダウンショットシンカー

ラインの先端にオモリをつけて、オモリから数センチ上にワームをつける仕掛けダウンショット用のシンカー。ライン接続部が丸ではなく、締まっている形の物はラインを挟むだけで固定できるようになっている為、結ぶ必要がなく取り扱いやすい。

ガン玉

オモリに切れ込みがあり、そこのラインを通したあと、切れ込みを潰してラインと固定するオモリ

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ナス型オモリ

様々な場面で必要になるオモリ。野菜のナスに似た形をしている。重さを豊富で、金属の素材も豊富にあります。根掛かりしにくい形になっていて、金額も安価なので使用している人が多いオモリになります。

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ネイルシンカー

ワームに刺してワームの比重を変えることができるオモリ。ワームを早く沈めたい時や、早く動かしたい時に使用。

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バレットシンカー

ワームの上部に装着するオモリになります。オモリの中心が空洞になっておりそこにラインを通すタイプになります。銃の弾のような形をしています。

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まとめ

  • 日本では「号」、世界では「グラム」で表記される。1号=3.75gを覚えよう。
  • 素材ごとに特徴があり、使い分けが大切。
    • 鉄:安価でエコだが大きめ
    • 鉛:安価で扱いやすいが環境負荷
    • タングステン:小型&高感度だが高価
    • 亜鉛:環境に優しいが軽め
  • 初心者は まず鉛や鉄で練習 → 慣れたらタングステンに挑戦 がベスト。

オモリは地味な存在ですが、釣果に直結する大切なアイテムです。ぜひ今回の記事を参考にして、自分に合ったシンカーを選んでみてください!

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