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営業車で電話を受けることが多いと、「相手に車内の騒音がどう聞こえるか」「長時間つけても耳が痛くならないか」が気になります。結論から言うと、Shokz OpenFit 2+は、停車中の通話や出発前に設定を済ませた短い着信対応に使いやすいオープンイヤー型イヤホンでした。
私はBtoB営業を20年以上経験し、現在も営業車で外回りをしています。本記事では、OpenFit 2+を実際に使って分かった通話品質、装着感、マルチポイント、音漏れ、デメリットを整理し、運転中の法律と安全面も公式情報をもとに解説します。
先に大切なこと:ハンズフリー機器は安全運転を保証する道具ではありません。設定・操作・長い通話は、安全な場所へ停車してから行うのが基本です。
OpenFit 2+を営業車で使った結論

営業車で使って最も良かったのは、耳を密閉しない装着感と、社用・私用スマホを切り替えやすい点です。私の環境では高速道路を走行中に妻へ電話した際、車内だと気づかれないほど声が聞き取りやすかったと言われました。
ただし、通話品質は車種、速度、路面、窓の開閉、エアコン、電波状況で変わります。約3万円の価格も含めると、電話が少ない人にまで必要な製品ではありません。
| 評価項目 | 実際に使った評価 | 理由 |
|---|---|---|
| 通話品質 | 良好 | 私の使用環境ではロードノイズが相手に目立ちにくかった |
| 装着感 | 良好 | 耳穴を塞がず、長時間でも圧迫感が少ない |
| 周囲音 | 把握しやすい | オープンイヤー構造。ただし音量を上げすぎれば聞こえにくくなる |
| 接続 | 便利 | 2台同時接続のマルチポイントに対応 |
| 価格 | 高め | 公式価格27,880円。用途が少ない人には過剰 |
Shokz OpenFit 2+の基本スペック
購入前に確認したい主な仕様をまとめます。価格・仕様は2026年10月にShokz公式サイトで確認しました。
| 項目 | 仕様 | 営業車での利点 |
|---|---|---|
| 装着方式 | オープンイヤー・耳掛け型 | 耳を密閉せず、周囲音を把握しやすい |
| 重量 | 片耳約9.4g | 長時間装着の負担を抑えやすい |
| 接続 | Bluetooth 5.4・マルチポイント | 社用と私用の2台へ同時接続できる |
| 再生時間 | 本体最大11時間・ケース込み最大48時間 | 外回りが長い日も充電切れを避けやすい |
| 充電 | USB-C・ワイヤレス充電 | 帰宅後に置くだけで充電できる |
| 防水 | イヤホン本体IP55 | 汗や小雨に配慮された設計 |
注意:最大再生時間はメーカー所定の試験条件による公表値です。音量や使用機能、電波状況で変わります。また、IP55なのはイヤホン本体であり、充電ケースは防水ではありません。
営業車で感じた5つのメリット
1.耳を塞がず周囲の音を把握しやすい
カナル型のように耳穴へ差し込まないため、サイレンやクラクションなどの環境音が自然に入りやすい構造です。自分の声が頭の中に響くような閉塞感も少なく、私は長時間でも使いやすいと感じました。
ただし、オープンイヤーなら必ず安全という意味ではありません。大音量にすれば周囲音は聞き取りにくくなります。走行前に控えめな音量へ設定しておくことが大切です。
2.相手に車内の騒音が目立ちにくかった

Shokzは、4つのビームフォーミングマイクとAIアルゴリズムにより、通話時の周囲ノイズを抑えると説明しています。私が高速道路を走行中に妻へ電話したときは、こちらから伝えるまで車内だと気づかなかったそうです。
私:「いま高速道路を走っているけど、うるさくない?」
妻:「え、車の中だったの? 部屋にいると思った」
これは私の車・速度・通信環境での一例です。すべての環境で騒音が消えるわけではありませんが、停車中の顧客対応やWeb会議では十分に使える通話品質だと感じています。
3.片耳約9.4gで長時間でも負担が少ない

片耳約9.4gは、10円硬貨2枚ほどの重さです。朝の移動から昼まで装着したままでも、私は耳穴の痛みを感じにくく、着けていることを忘れて耳を触ったこともありました。
ただし、耳の形やメガネのつるとの相性には個人差があります。可能なら店頭で装着感を確認してから選ぶと安心です。
4.社用・私用スマホの2台へ同時接続できる
マルチポイント接続は、2台持ちの営業職と相性が良い機能です。私用スマホで音楽を聴いているときに社用スマホへ着信しても、イヤホンを接続し直す手間を減らせます。
ペアリングや接続先の確認は、必ず出発前に済ませます。走行中にアプリを開いたり、スマホを操作したりしない運用まで決めておくことが重要です。
5.物理ボタンとワイヤレス充電が使いやすい
タッチ操作だけのイヤホンは、意図せず触れて誤操作することがあります。OpenFit 2+は物理ボタンを備えており、操作感が分かりやすいのが利点です。ケースはワイヤレス充電にも対応しているため、帰宅後に充電器へ置く習慣を作れました。
使って分かったデメリット
- 価格が高め:公式価格は27,880円で、通話が少ない人には費用対効果が合いにくい
- 遮音性は低い:騒音が大きい場所では相手の声を聞き取りにくいことがある
- 音漏れはゼロではない:静かな待合室や同乗者がいる車内では音量に注意が必要
- 装着感に個人差:耳の形やメガネとの組み合わせで当たり方が変わる
- 通話中は注意力が落ち得る:ハンズフリーでも長い相談や判断が必要な会話は停車後が安全
特に注意したいのは、音漏れ抑制と情報漏えいを同じものだと考えないことです。顧客名、価格、契約条件、個人情報を含む話は、同乗者や周囲に聞かれない場所へ停車して行うべきです。
車の運転中にイヤホン通話をしても違反ではない?
道路交通法第71条第5号の5は、停止中を除き、手で保持しなければ送受信できない無線通話装置を通話に使用することや、画面を注視することを禁止しています。ただし、ハンズフリーなら積極的に通話してよい、という意味ではありません。
警察庁は、運転中のスマートフォン等の注視・通話は重大事故につながり得る危険な行為だとして、使用が必要な場合は安全な場所へ停止してから行うよう案内しています。イヤホン使用の細かなルールは都道府県の条例で異なる場合があるため、走行地域の警察案内と勤務先の安全運転規定も確認してください。
安全な使い方の基本
- ペアリング・音量・ボタン操作は出発前に設定する
- 走行中はスマホやアプリを操作しない
- 長い相談、判断が必要な話、機密性の高い通話は停車後に折り返す
- サイレンやクラクションが聞こえる控えめな音量にする
- 会社規定と走行地域のルールを優先する
OpenFit 2+が向いている人・向かない人
| 向いている人 | 向かない人 |
|---|---|
| 営業車での移動や停車中の電話が多い | 仕事でほとんど電話を使わない |
| カナル型で耳が痛くなりやすい | 高い遮音性を最優先したい |
| 社用・私用スマホを2台使う | 予算を抑えて最低限の通話だけできればよい |
| ワイヤレス充電を使いたい | 会社規定で運転中の通話が全面禁止されている |
私にとっては、営業車での装着感、通話のしやすさ、2台接続が大きなメリットでした。一方で、電話の頻度が少ない人には高価です。自分の通話回数と働き方に当てはめて判断するのがよいと思います。
営業車で使う前の設定手順
- Shokzアプリを入れ、イヤホンのファームウェアを更新する
- 社用・私用スマホをペアリングし、マルチポイントを有効にする
- 通話音量を控えめに設定し、ボタン操作を確認する
- 家族や同僚へ試しに電話し、車内騒音の聞こえ方を確認する
- 会社規定を確認し、長電話は停車後に折り返す運用を決める
営業車の環境を整えるなら、営業車に積んでおくと便利なもの20選、UGREEN車載130W充電器レビュー、車用低反発クッションの実体験レビューも参考にしてください。
よくある質問
OpenFit 2+は運転中に使えますか?
ハンズフリー機器であっても、走行中の通話は注意力を低下させるおそれがあります。地域の条例や会社規定を確認し、設定・操作・長い通話は安全な場所へ停車して行ってください。
高速道路でも相手に声は聞こえますか?
私の使用環境では、妻に車内だと気づかれないほど聞き取りやすかったそうです。ただし、車種、速度、路面、窓、エアコン、通信環境で結果は変わるため、停車中に事前テストすることをおすすめします。
2台のスマホへ同時接続できますか?
マルチポイントに対応し、2台のデバイスへ同時接続できます。社用・私用スマホを使い分ける営業職には便利です。初期設定は出発前に行ってください。
音漏れはありますか?
音漏れを抑える設計ですが、ゼロではありません。静かな場所や同乗者がいる車内では音量を下げ、機密性の高い通話は周囲に人がいない場所へ停車して行うのが安心です。
OpenFit 2とOpenFit 2+の主な違いは?
OpenFit 2+はDolby Audioとワイヤレス充電に対応している点が主な違いです。営業車用途では、置くだけ充電を重視するなら2+、USB-C充電で十分ならOpenFit 2も候補になります。
まとめ|営業車の通話負担を減らす実用的な選択肢
Shokz OpenFit 2+は、耳を塞がない装着感、通話マイク、マルチポイント、長いバッテリー、ワイヤレス充電を一台にまとめたイヤホンです。営業車での移動が多く、社用・私用スマホを使い分ける私には、仕事の負担を減らす道具になりました。
一方で、価格は安くなく、ハンズフリーでも走行中の通話リスクは残ります。購入前に会社規定と地域のルールを確認し、設定や長い通話は停車後に行う。この使い方まで含めて選ぶなら、OpenFit 2+は有力な候補です。

