加齢に華麗に立ち向かうオヤジ、FLUOROがここに参上だわ!
おう!白髪混じりのお友達のみんな、元気にしとるか? ブラック企業で18年戦い抜いた俺、FLUOROだわ。
「あー、もう会社辞めてゃー!」 「来月から新しい会社だわ!」
人生の大きな決断、「退職」。 希望に満ち溢れとる人も、ちょっと不安な人も、色々おると思う。
でもな、会社を辞める時ってのは、希望と不安が入り混じるもんであると同時に、全員がやらなあかん「クソ面倒な手続き」が山積みなんだわ。
「健康保険どうなるん?」 「年金は?」 「失業手当ってもらえるの?」 「税金の請求が怖い…」
知らんかったらマジで損する落とし穴だらけだて。 保険料を何万円も余分に払ったり、もらえるはずの手当をもらい損ねたり…これはダメだて!
でも安心してちょーだい! この記事では、俺たち「白髪混じりのお友達」が退職後にやるべき手続きの「すべて」を、パターン別に、誰でもわかるように、表や箇条書きをたっぷり使って丸裸にしちゃうでな!
この記事一本読めば、あんたが「次に何をすべきか」が100%わかる。 退職後の不安を「退職」させる!…なんてな(笑) 気合い入れていくぞ!
退職後にまず必要な「会社から受け取る書類」

さあ、スタートだ。
手続きの「武器」を揃えなあかんな。
会社を辞めたら、まずは「もらうもん」をしっかりもらわなあかん。これが無いと、次の手続きが何も始まらんでね。
どんなパターンの人でも、基本的にはこれらの書類が必要になるんだわ。
| 書類名 | もらうタイミング(目安) | 誰が必要? | 主な用途 |
| ① 源泉徴収票 | 最終給与確定後(退職後1ヶ月以内) | 全員! | ・転職先での「年末調整」 ・自分で「確定申告」 |
| ② 雇用保険被保険者証 | 入社時(手元にあるはず) ※無ければ退職時 | 転職する人 失業手当もらう人 | ・転職先への提出 ・失業手当の申請 |
| ③ 健康保険資格喪失証明書 | 退職日の翌日以降(要依頼) | 転職先が未定の人 空白期間がある人 | ・国民健康保険への加入 ・家族の扶養に入る |
| ④ 離職票 | 退職後10日~2週間程度 | 失業手当をもらう人 | ・失業手当の申請(必須!) ・国保の減免申請 |
FLUOROのワンポイントアドバイス
会社によっては「離職票いりますか?」って聞いてくれるけど、失業手当をもらう予定なら「絶対ください!」と強く言っとけ!
逆に、すぐ転職する人は「離職票は不要です」って言うと、会社の手間が減るでな。
「健康保険資格喪失証明書」は、言わんと発行してくれん会社が多いで、空白期間がある人は絶対依頼するんだて!
【最重要】手続きの分岐点!あんたはどっち?

さて、書類の確認が終わったら、自分がどっちの道に進むか確認だて。
ここで、やるべきことが「まるっきり」変わってくるぞ。
- パターンA:
- 転職先は決まってない
- しばらく休む
- フリーランスになる
- (退職日と次の入社日の間に「1日でも」空白期間がある人)
- パターンB:
- 転職先が決まっている
- しかも「退職日の翌日」が「入社日」である(=空白期間ゼロ)
パターンBの「空白期間ゼロ」の人は、最強にラクだて。
この先の「健康保険の切り替え」とか「国民年金」とか、面倒な手続きは全部スルーして、「転職先が決定済み!『空白期間ナシ』の手続き」の章まで飛んでちょーだい!
それ以外の人!
つまり、ちょっとでも無職期間(空白期間)がある人は、これから解説する面倒な手続き、全部やらなあかんだわ。覚悟して読み進めてくれ!
パターンA:転職先が「未定」の人がやる手続き

ここからは、無職期間がある人(空白期間が1日でもある人)向けの解説だわ。
市役所とハローワークが、あんたの友達だて。
健康保険の手続き(任意継続 vs 国民健康保険)
会社を辞めると、翌日には会社の健康保険が使えなくなる。これはダメだて!
日本は「国民皆保険」だから、無保険の期間を作っちゃいかんのだわ。
選択肢は大きく分けて3つある。
- 任意継続(今の会社の保険を最大2年間続ける)
- 国民健康保険(市町村が運営する保険に入る)
- 家族の扶養に入る(オカア(妻)の会社の保険に入れてもらうとか)
3の「家族の扶養」に入れるなら、それが最強だて。保険料がタダになるからな。(詳しくは「もらえる可能性があるお金」の章で解説)
ここでは、多くの人が悩む「1」と「2」を比較するぞ。
「任意継続」と「国民健康保険」の違い
どっちも健康保険だけど、中身が全然違うでな。
| 比較項目 | 任意継続 | 国民健康保険(国保) |
| 運営元 | 会社の健康保険組合(協会けんぽ等) | 住んでる市町村 |
| 加入条件 | 退職前に継続して2ヶ月以上の被保険者期間 | 全員(他の保険に入ってない限り) |
| 加入期限 | 退職日の翌日から20日以内!(超厳守!) | 退職日の翌日から14日以内 |
| 保険料 | 在職中の保険料の約2倍(会社負担分がなくなる為) ※ただし上限額あり | 前年の所得に基づいて計算 |
| 扶養 | 家族(オネエやアリンコ)をそのまま扶養に入れられる(保険料は変わらんことが多い) | 扶養の概念がない。 家族の人数分の保険料(均等割)がかかる。 |
| 期間 | 最大2年間 | ずっと(次の会社に入るまで) |
保険料の目安と、どっちがお得か?
ここが一番のキモだて!
- 任意継続が有利かも?な人
- 扶養家族が多い人(オネエやアリンコみたいに)
- 国保は「人数割」があるから、家族が多いと高くなりがち。
- 前年の所得がめちゃくちゃ高かった人
- 国保は所得に応じて青天井になりがちだけど、任意継続には「上限額」があるから。
- 扶養家族が多い人(オネエやアリンコみたいに)
- 国民健康保険が有利かも?な人
- 単身者(独り身)の人
- 前年の所得がそこまで高くない人
- 「減免制度」が使える人(後述)
FLUOROの鉄則
迷ったら、両方の金額を聞く!これ最強!
- 「市役所」に行って「国保の見積もり」をもらう。(健康保険資格喪失証明書と源泉徴収票を持っていくとスムーズ)
- 「会社の健保組合(協会けんぽ)」に電話して「任意継続の見積もり」をもらう。
20日以内に決めないかんから、スピード勝負だて!
国保の「減免制度」(これを知らないと大損!)
「去年の年収で計算されるとか鬼だわ!」と思った、白髪混じりのお友達!
ちゃんと救済策もあるんだて。
- 対象者:
- 「会社都合」で辞めた人(倒産、解雇、リストラなど)
- 内容:
- 前年の給与所得を「100分の30」として計算してくれる!
- つまり、保険料がめちゃくちゃ安くなる可能性があるんだわ。
- 申請場所:
- 市役所の「保険年金課」
- 必要なもの:
- 離職票(「離職理由」のコードが重要)
これは申請せんと適用されんから、「俺もしかして対象?」と思ったら、絶対市役所で聞いてみやー!
国民年金の切り替え方法
健康保険が終わったら、次は「年金」だて。
会社員(第2号被保険者)から、自営業者や無職の人(第1号被保険者)に切り替える必要があるんだわ。
これも健康保険と同じで、市役所で14日以内にやらなあかん。
- 必要なもの:
- 年金手帳 または 基礎年金番号通知書
- 離職票(退職日がわかるもの)
- 本人確認書類(マイナンバーカードか運転免許証)
- 市役所での流れ(5分で終わるて!)
- 市役所の「保険年金課」の窓口へ行く。
- 「会社辞めたんで、国民年金に切り替えたいです」と言う。
- 書類(年金手帳とか離職票)を出す。
- 職員さんが用意してくれた「国民年金被保険者関係届書」に名前とか書く。
- 「はい、終わりですー」
マジでこんなもん。5分。
これで後日、「国民年金保険料納付書」が送られてくるで。こんなんでいいんだて!
FLUOROの小話
年金を「払う」手続きをせんと、将来「もらう」年金が減るからな!
払うのがキツい場合は「免除」や「猶予」の制度もあるから、それも窓口で相談だて!
失業手当(失業保険)の手続き
さあ、生活の要、「失業手当」だわ。
これは市役所じゃなくて「ハローワーク(公共職業安定所)」だぞ。
- ハローワークに行くタイミング
- 「離職票」が会社から届いたら、ソッコーで行く!
- 手続きが遅れると、その分もらえるのも遅くなるからだて。
- 自己都合の給付制限「2ヶ月」の話
- 失業手当って、申請したらすぐもらえるわけじゃないんだわ。
- 「自己都合(俺、辞めます!)」で辞めた場合は、ペナルティ期間がある。
自己都合退職の場合のタイムライン
- ハローワークで申請↓
- 待期期間(7日間)
- これは全員。この7日間はバイトも何もしたらアカン。「失業の状態」が認定される。↓
- 給付制限(2ヶ月間)
- 自己都合退職のペナルティ期間。この2ヶ月間は、1円も支給されない。↓
- 支給開始!
- 申請から約2ヶ月と7日後、やっと最初の振込がスタートする。
FLUOROの叫び
つまり!辞めてから最低2ヶ月は収入ゼロ!
これはダメだて!貯金がないとマジで詰むぞ!
(会社都合(リストラとか)なら、この2ヶ月の給付制限はないんだて)
- 初回認定日ってなに?
- 「ちゃんと仕事探してますか?」「まだ失業してますか?」をハローワークが確認する日。(通常4週間に1回)
- 「失業認定申告書」に、やった「求職活動」を書いて提出する。
- この「認定」が通らないと、手当はもらえない!ちゃんと「手」を動かして求職活動せんと貰えん「手当」だて!
住民税・所得税でやること
忘れた頃にやってくるのが「税金」だて…。
- 住民税は必ず来る(忘れた頃のラブレター)
- 住民税は「去年の所得」に対して課税される。
- 会社員の時は天引き(特別徴収)だったけど、辞めると「普通徴収」に切り替わる。
- 退職した年の6月頃、市役所から「住民税納付書」がドカンと送られてくる。
- 収入ゼロなのに、バリバリ稼いでた去年の分の税金を払わなあかん。これは逃れられんから、ちゃんと払う分のお金は確保しとかんとダメだて!
- 引っ越し時の注意点
- 住民税は「その年の1月1日に住んでいた市町村」に払うルールだて。
- 3月に退職して5月に引っ越しても、請求は1月1日に住んでた市町村から来るぞ。
パターンB:転職先が「決定済み」の人がやる手続き

お待たせ!
「俺、次の会社決まっとるし!」っていう、デキる「白髪混じりのお友達」向けの解説だわ。
ここでも、さっき言った「空白期間」の有無が運命を分ける。
パターンB-①:空白期間ナシ(例:12/31退職 → 1/1入社)
これは一番ラクなパターンだわ。
「退職日の翌日」が「入社日」になる、切れ目ゼロの状態だな。
この場合、あんたがやることは、めちゃくちゃ少ない。
市役所にもハローワークにも行く必要は「一切ない」んだて!
| やること | 誰がやる? | いつやる? |
| ① 旧会社から書類をもらう | 自分 | 退職後、速やかに |
| ② 新会社に書類を提出する | 自分 | 入社日、または指示された日 |
| ③ 健康保険・年金の手続き | 新会社 | 入社日 |
| ④ 住民税の手続き | 新会社 | 入社後(自分でやる場合もある) |
【FLUOROの解説】
- 旧会社から「もらう」書類
- 源泉徴収票(最重要!)
- 雇用保険被保険者証
- 年金手帳(または基礎年金番号通知書)
- (離職票と健康保険資格喪失証明書は不要!)
- 新会社に「だす」書類
- 上記の3点セットを、そのまま新しい会社に提出するだけ。
これだけ!
健康保険証は、古い会社に返して、新しい会社でもらうだけ。
自分で国保や国民年金に入る必要は一切なし!
これでいいんだて! なんてラクなんだ!
パターンB-②:空白期間アリ(例:12/20退職 → 1/1入社)
さて、こっちが要注意パターンだわ。
12月20日に辞めて、1月1日から次。この場合、「12月21日~12月31日」までの11日間、あんたは「無職・無所属」だて。
「たった10日くらい、ええやろ」
これはダメだて!
日本は国民皆保険・皆年金。
1日でも所属がない日を作ったらアカンのだわ。
この「空白の11日間」のために、パターンAと同じく「市役所」に行く必要があるんだて。
【やることリスト(空白アリ)】
- 【旧会社】 書類をもらう(健康保険資格喪失証明書が追加で必須!)
- 【市役所】 「国民健康保険」と「国民年金(第1号)」への加入手続き
- 【新会社】 入社日に書類を提出&社会保険に加入
- 【市役所】 新しい保険証が届いたら、「国民健康保険」の脱退手続き
そう、市役所に「入る手続き」と「辞める手続き」の2回行かなあかんのだわ…。
FLUOROの叫び
たった数日の空白期間のために、1ヶ月分の国民健康保険料と国民年金保険料(日割りなし!)を払わなあかん。
もし退職日を調整できるなら、月末(12/31)にして、空白期間を作らんのが一番賢いぞ!
【共通】もらえる可能性があるお金・制度

辞めたら出ていく金ばっかじゃない。もらえる可能性のある金もしっかりチェックだて!
傷病手当金(条件と落とし穴)
- もらえる可能性がある人
- 病気やケガが原因で退職した人。
- 条件
- 退職日までに「継続して1年以上」健康保険に加入していること。
- 在職中から病気やケガで休んでおり、傷病手当金をもらっている(または、もらえる状態である)こと。
- 落とし穴
- 「傷病手当金(働けない人がもらう金)」と「失業手当(働けるけど仕事がない人がもらう金)」は、同時にもらえない!
- 病気で辞めたのに、無理してハローワークで「働けます!」って申請したら、傷病手当金がもらえなくなる。これはダメだて!
扶養に入れるかどうかチェック
もしオカア(妻)が会社員で健康保険に入ってるなら、オカアの「扶養」に入るのが最強だて。
- メリット:
- 自分の健康保険料がタダ(0円)になる!
- 自分の国民年金も「第3号被保険者」になってタダ(0円)になる!(しかも将来もらえる年金額は減らん)
- 条件:
- 自分の年収見込みが130万円未満であること(失業手当も収入に含まれるから注意!)
- FLUOROの心の声
- 「オカアの扶養に入るなんて、プライドが…」とか言っとる場合じゃないて!
- プライドで飯は食えん!利用できる制度は全部利用する!これでいいんだて!
退職後のやることまとめ(転職先未定の人の時系列表)

色々言ったけど、転職先が決まってない人(パターンA)の流れをまとめるとこうだわ。
これを見ながら動けばOK!
| タイミング | やること | 行く場所 | 必要な主な書類 |
| ① 退職直後~ | 会社から書類をもらう | 会社(郵送) | ・離職票 ・源泉徴収票 ・健康保険資格喪失証明書 |
| ② 退職後~14日以内 | 健康保険の切り替え (国保 or 任意継続) | 市役所 (または健保組合) | ・健康保険資格喪失証明書 ・本人確認書類 |
| ③ 退職後~14日以内 | 国民年金の切り替え | 市役所 | ・離職票(退職日がわかるもの) ・年金手帳 |
| ④ 離職票が届いたらすぐ | 失業手当の申請 | ハローワーク | ・離職票(必須!) ・本人確認書類 ・写真2枚、通帳など |
| ⑤ 翌年2~3月 | 確定申告 (退職した年に再就職しなかった場合) | 税務署(またはe-Tax) | ・源泉徴収票 ・各種控除証明書 |
| ⑥ 翌年6月頃 | 住民税の支払い | (自宅に納付書が届く) | (お金の準備) |
【コピペOK】離職票の発行依頼メール

最後に、会社に離職票を催促する時とかのメールテンプレを置いとくでな。
円満退社が一番だで。
件名: 離職票の発行依頼(退職者:[あなたの名前])
本文:
[元所属部署]
[担当者様のお名前](わからなければ「人事ご担当者様」)
お疲れ様です。
[退職日]付で退職いたしました、[あなたの名前]です。
在職中は大変お世話になりました。
標題の件、退職に伴い「離職票」の発行をお願いいたします。
(※失業手当を受給するために使用いたします)
準備ができましたら、下記住所までご郵送いただけますと幸いです。
〒[郵便番号]
[住所]
お忙しいところ恐れ入りますが、何卒よろしくお願いいたします。
[あなたの名前] [電話番号]
どうだて?白髪混じりのお友達!
「退職」ってひとことで言っても、あんたの次の進路によって、やるべきことが全然違うのがわかったろ?
- 転職先が未定の人 → とにかく早く「市役所」と「ハローワーク」!
- 転職先決定(空白アリ) → とにかく早く「市役所」に2回!
- 転職先決定(空白ナシ) → 何もせんでよし!「新会社」に書類出すだけ!
この記事をブックマークしといて、自分がやるべきことをチェックリストみたいに使ってちょーだい。
面倒な手続きをサッサと終わらせて、次のステップに進もうぜ!
人生、まだまだこれからだわ!おじさんたちの味方のFLUOROも頑張るで、みんなも頑張ってちょーだい!
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